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執筆者の写真裕望 石井

楽譜を見ながら弾く力!!

私が担当するピアノ科に、初心者の生徒さんがいます。

レッスンをしていてとても重大なことに気がついたのですが、みんな楽譜を一切見ていない。

間違った音を弾くと自分で気がついて直せるので、耳はとっても良いのです!!

でも、楽譜を見ながら鍵盤を弾くというのは難しいみたいで。。。

確かに、私も習い始めの幼い頃は

楽譜をろくに見ず、先生の弾いた音を耳コピして覚えて弾いてました。

指導者となった今、それではもったいないの!!と強く思います。

「私は楽譜が読める、音楽が得意という気持ち」

をぜひ身につけて欲しいと思っています。

よく成功体験で人は伸びると聞いたことがあるので、全然楽譜を見ていない子に

今だけちょっと、見ながら弾いてみる?

と声をかけました。

楽譜には、指番号が書いてあるから

次はなんの指で弾くか、手の形がどうなるか

分かりやすいよね?!

「…はい。」

あれ、あんまり良い反応じゃない。

楽譜見て弾いて、いいことあった?と聞くと

「次弾く音が下がる、上るが見て分かる!」

と言ってくれました。

そうなんだよね。音の高低も、すごく大切だよね。

鍵盤を弾くということに慣れてもらうこと。

見ながら弾く、ことが自然になるまで練習する。

(歩きながらパンを食べれるんだから、見ながら弾けるはず!笑)

あとは、音符をパッと見て何の音かわかる

スラスラ読めると楽譜も嫌にならないかなぁ。

音符カードゲームも、継続しているので

とても上達しています♪


音を間違えて弾いてもいいんだ、という大きな気持ちが持てるように接すること。 先生の役割のひとつ、見守る!! また来週が楽しみです。

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