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装飾音の演奏方法、ウィーン原典版?ヘンレ版?ツェルニー校訂版?

今日はバッハのシンフォニアNo.6を家で譜読みしていました。(生徒さんに宿題を出したので)

★装飾音の演奏方法について

「バッハを演奏する時、楽譜にトリルが書いてあったら上から音を入れる」

というルールは、みんな知っていること。

バロック時代と現代では、奏法が違います♪


で、懐かしくなってインベンションの1番を弾いてみたんですね。

ドレミファレミド ソードー 「ドシド」シードー

…あれ?

私、子供の頃習った時は、

ドレミファレミド ソードー 「シラ」シードー

だったのに!!

と思い、楽譜を引っ張り出してきました。


左)ウィーン原典版

右)ツェルニー校訂版


インベンション1番を習った時は、原典版を使用していなかった。

大学生になってから、ウィーン原典版やヘンレ版で勉強してました。

さっきの「ドレミファレミド」の続き問題では、ツェルニーが校訂した版ではモルデントになっています。

こっちの方が、自然じゃない??弾きやすいでしょ?!という解釈でしょう。

良いとか悪いとかではなく、出版社によってこんなにも違うのか。。。

と今更気がついたのでした。


今日もずっと雨なので、YouTubeで

チェンバロ(ハープシコード)、クラヴィコードの動画を見ています。

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